こんにちは。
クルヴェット名古屋厨房のはがです。
料理人として「お肉」について話させて頂こうと思います。
そのお肉の中でも牛肉に視点をおいてお話します。
『牛肉』というとたくさんの部位があってとても美味しいというイメージがあります。
それはいい肉食べてるからだろ…と聞こえてきそうなので…
今日は、スーパーで買ったお肉を美味しく食べるには!
というテーマをもってお話します。
美味しく食べるには、「選び」「下処理」「焼き」この3つが大事です。
まず、お肉の選び方から!
刺しが入っているか、油はのっているか、などありますが
今日はお肉から出ている赤い血のようなものに着目していきます。
あ、お肉の血がでていてきっと新鮮な証だ。
逆に、血が出てて気持ち悪い・・・
さあこの赤い血のようなものが出ているお肉は買うべきなのでしょうか。
実はこの正体は、
牛肉の中に入っているミオグロビンという成分なんです。
一般的に市場に出回っている肉はすべて血抜きされているので血ではないんです!
ではミオグロビンとはなんなのか。
それは牛の体内にあるタンパク質なんです。簡単にいえばうま味です。
うま味が冷凍され水分が膨張してミオグロビンも一緒に押し出され赤い成分がでてしまうのです。
つまり、どちらを買うのが正しいかというと
もう言うまでもありませんね!
長くなってしまったので今日はここまでにします!
次回は「下処理」「焼き」について!
こんな感じで感覚だけでなく化学的に料理をするのもすごく楽しいです!
是非皆様もお試しあれ。